出典: ケータイ wikia
株式会社ウィルコム沖縄(かぶしきがいしゃ - おきなわ)は、株式会社ウィルコムの子会社で、沖縄県においてPHS事業を行う電気通信事業者である。
[編集] 概説
2004年12月3日設立。それまで沖縄県において、アステルブランドのPHS事業を行っていた株式会社アステルの営業を譲り受ける事を目的として設立された経緯から、アステル沖縄の親会社の沖縄電力株式会社も会社設立時点で20%出資していた。2005年3月31日付けで琉球放送株式会社が6%を出資、沖縄電力は14%に引き下げた。
一応の「独立会社」ではあるものの、主な業務はウィルコム本体(東京)のサービスの再販業務である。料金収受や企画、サポートは本体が行う。この点が「沖縄セルラー電話」とは異なる。
沖縄県内では、ウィルコムのTVCMと共に、ウィルコム沖縄のオリジナルTVCM数パターンが放送される。しかしこれらの独自CMはウィルコムのホームページには掲載されていない(2008年6月現在)。
会社設立以降、加入者数の伸びは順調に推移しており、携帯電話を含む月別純増数の割合は、沖縄セルラー電話に次ぐ規模となっている。
2005年4月~12月現在における各社の加入純増数。
| 会社名 |
純減加入数 |
占有率 |
| 沖縄セルラー電話 |
9900 |
44.8% |
| ウィルコム沖縄 |
6000 |
26.9% |
| NTTドコモ九州※ | </td>
<td align="right">5500</td>
<td align="right">24.6%</td>
<tr>
<td>ソフトバンクモバイル(旧ボーダフォン)</td>
<td align="right">700</td>
<td align="right">3.1%</td>
</tr>
<tr>
<td>総計</td>
<td align="right">22100</td>
<td></td>
</tr>
</table>
※NTTドコモ九州は、携帯電話とPHSの合算での純減加入数。
[編集] 料金プラン・割引サービス
基本的にウィルコムと同じである。
アステルの料金プランや、独自提供されていた高齢者や身体障害者など向けの基本料割引サービス「ハートフルコース」等は、一部を除きウィルコム沖縄においても引き続き提供されていたが、2006年8月末をもって「定額プラン」の「ハートフルサポート」全国展開により「ハートフルコース」「家族割引」の新規受付は終了した。
[編集] かつてあった料金サービス
前述のように、ウィルコム沖縄独自の料金プラン・割引サービスが存在した。
このうち「ハートフルコース」「家族割引」については、高齢者をターゲットにした割安な料金体系にしていることもあり、サイト閲覧機能などが省かれたシンプルな機種に制限されるほか、標準コース利用者が選択できるメール放題などのオプション契約ができないなどといった制限がされていた。
「ハートフルコース」「家族割引」が適用できる機種は、当初は日本製AH-J3003S・AH-J3002Vと三洋電機製RZ-J90であったが、すでにいずれも生産終了している。現在は既存契約者の機種変更需要のためW-OAM対応機種のWX220Jも選択できるようになった。
- ハートフルコース
- 満60歳以上の者または身体障害者、社会福祉事業者、公的医療機関または医療法人(職員を含む)であれば基本料金が月額892円(以下)になる。
- 個人での利用の場合は1名義につき1回線のみ。
- 家族割引
- 個人で「標準コース」や「ハートフルコース」を契約している場合、2回線目以降の月額料金が一律1,050円に、同一の「家族割引サービス」加入者同士の通話料が50%引きになる。
- 「標準コース」または「ハートフルコース」のみが対象。
[編集] 事業所
- ウィルコムプラザ那覇 おきでん(沖縄電力)那覇ビル内 沖縄都市モノレール線壷川駅下車
- ウィルコムプラザ宜野湾
[編集] 人事
前身会社から引き継いで名誉顧問に小禄邦男(琉球放送代表取締役会長・沖縄セルラー電話取締役)、仲井眞弘多(沖縄電力代表取締役会長・元アステル代表取締役会長(非常勤)・沖縄セルラー電話監査役)、取締役会長にウィルコム本社会長の木下龍一が兼任したほか、代表取締役社長には仲里朝勝(トラステッドテクノロジー(株)技術顧問)が日本勤務時代にPHS事業立ち上げに参画した経験などから抜擢された。2005年2月現在、社員人数は元アステル沖縄の従業員18人と、親会社ウィルコムからの出向社員3人合わせて21人となっている
[編集] 沿革
- 2004年12月 ウィルコム沖縄設立。
- 当初はアステル沖縄と旧DDIポケットが共同で県内での事業を展開予定だったが、「外部環境の変化」(同年11月30日に全国ローミングが停止されたことも一因と考えられる)を理由に、アステル沖縄が解散を決定。沖縄電力・DDIポケット・アステルの三社の協議によってアステル親会社の沖縄電力・旧DDIポケット共同出資の現ウィルコムを設立し、事業を譲渡する事を決定した。
- 2005年1月25日 アステル沖縄から営業譲受。正式に事業開始。
- 旧アステル沖縄の基地局及びユーザ端末はウィルコム規格に交換され、顧客の電話番号はそのまま移行した。
- 2005年1月31日 (旧)株式会社アステル沖縄解散。
- 2005年3月15日 親会社ウィルコムと共同で、国内携帯電話・PHS事業者で初の「音声通話定額制」の料金プラン、「ウィルコム定額プラン」の5月開始を発表した。同時に、定額プラン向けのパケット通信定額オプションサービス「リアルインターネットプラス」の7月開始を発表。
2006年7月 旧「ハートフル」プランの新規受付を終了
[編集] 関連項目
- 移動体通信
- 沖縄県
- 沖縄セルラー電話 - ウィルコム沖縄と同様にグループ唯一の地域会社として事業を展開
- ウィルコム - 親会社
- アステル - 事業譲渡会社。2005年1月31日に解散。
- 沖縄電力
[編集] 外部リンク
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