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第三世代携帯電話だいさんせだいけいたいでんわ)とは、国際電気通信連合(ITU)の定める「IMT-2000」規格に準拠したデジタル方式の携帯電話やその方式のこと。欧州では、UMTS (Universal Mobile Telecommunications System)とも呼ばれる。一般的に英語の「3rd Generation」から、「3G(さんジー、スリージー)」などと略される。

世界共通の通話周波数(2GHz帯のみ)で、UIMカードを採用して電話番号を替えずに国際ローミングを可能にし、高速なデータ通信テレビ電話などのマルチメディアを利用した各種のサービスなどを可能にした。しかし、周波数オークションの価格上昇などによりサービス開始が遅れている国も多い。

IMT-2000 編集

IMT-2000は、International Mobile Telecommunication 2000の略。通信速度は〜144kbps(高速移動時)、〜384kbps(低速移動時)、〜2Mbps(静止時)が規定されている。世界統一の標準方式だが、以下の5方式がある。

IMT-2000の方式とデータ通信の拡張規格
規格名 複信方式 多元接続方式 特徴 主な使用地域
ITU 別名 高速データ通信
IMT-DS W-CDMA UTRA-FDD HSDPA FDD CDMA 基地局間同期が不要

(Release4で同期をオプション化)

欧州日本米国
IMT-MC CDMA2000 CDMA2000 1x EV-DO(Rev.0 / Rev.A) 基地局間同期が必要 米国・日本・韓国
IMT-TC UTRA-TDD TD-SCDMA TDD 移動局間同期が必要 中国
TD-CDMA HSDPA 基地局・移動局間の同期が不要 欧州・日本
IMT-FT DECT TDMA デジタルコードレス電話 欧州
IMT-SC UWC-136、EDGE、GSM384 FDD GSM上位互換D-AMPSの代替 米国・アジア・欧州

日本の状況 編集

テンプレート:節予定

  • 未定:アイピーモバイルがTD-CDMA 商用サービスを計画中。
  • 2008年3月頃:イー・モバイルがW-CDMA通信方式で音声通話サービスを開始予定。

日本の周波数割り当て 編集

携帯無線通信(IMT-2000 FDD)用周波数表
番号 上り(MHz) 下り(MHz) 帯域幅(MHz) エリア 用途 キャリア
1 815〜830 860〜875 2×15 = 30 日本全国 IMT-MC CDMA2000 CDMA2000 1x EV-DO Rel.0 KDDI(au)(新帯域)
830〜845 875〜890 2×15 = 30 日本全国 IMT-DS W-CDMA HSDPA NTTドコモ(FOMAプラスエリア)
845〜850 890〜895 2×5 = 10 日本全国 MCA無線システムとのガードバンド
2 1749.9〜1759.9 1844.9〜1854.9 2×10 = 20 日本全国
1759.9〜1764.9 1854.9〜1859.9 2×5 = 10 日本全国 IMT-DS W-CDMA HSDPA イー・モバイル
1764.9〜1774.9 1859.9〜1869.9 2×10 = 20 東名阪
1774.9〜1779.9 1869.9〜1874.9 2×5 = 10 東名阪 IMT-DS W-CDMA HSDPA NTTドコモ(FOMA)[1]
1779.9〜1784.9 1874.9〜1879.9 2×5 = 10 東名阪
3 1920〜1925 2110〜2115 2×5 = 10 日本全国 PHSとのガードバンド[2]
1925〜1940 2115〜2130 2×15 = 30 日本全国 IMT-MC CDMA2000 CDMA2000 1x EV-DO Rev.A KDDI(au)
4 1940〜1960 2130〜2150 2×20 = 40 日本全国 IMT-DS W-CDMA HSDPA NTTドコモ(FOMA)
5 1960〜1980 2150〜2170 2×20 = 40 日本全国 IMT-DS W-CDMA HSDPA SoftBank 3G
携帯無線通信(IMT-2000 TDD)用周波数表
MHz 帯域幅(MHz) エリア 用途 キャリア
2010〜2025 15 日本全国 IMT-TC TD-CDMA HSDPA アイピーモバイル(計画中)

アメリカ合衆国の状況 編集

アメリカ合衆国の周波数割り当て 編集

Advanced Wireless Services (AWS-1) Band Plan Detail[3]
ブロック 上り(MHz) 下り(MHz) 帯域幅(MHz) エリア ライセンス数
A 1710〜1720 2110〜2120 2×10 = 20 CMA 734
B 1720〜1730 2120〜2130 2×10 = 20 EA 176
C 1730〜1735 2130〜2135 2×5 = 10 EA 176
D 1735〜1740 2135〜2140 2×5 = 10 REAG 12
E 1740〜1745 2140〜2145 2×5 = 10 REAG 12
F 1745〜1755 2145〜2155 2×10 = 20 REAG 12

脚注 編集

  1. 総務省は、審査の結果、周波数の指定の変更に係る基準等に適合していると認められることから、本日、ドコモ中央、ドコモ東海及びドコモ関西に対し、1869.9MHzを超え1874.9MHz以下の周波数の割当てを行いました。[1](総務省リンク)
  2. PHS#制御チャネル移行およびIMT-2000側のガードバンドを参照。なお当初は、公平を期するためNTTドコモ、ソフトバンクモバイルの帯域にもそれぞれ、5MHzのガードバンドが設置されたが、後にこれら2社のガードバンド帯域は外されている。[2] [3] [4] (総務省リンク)
  3. FCC Auctions: Summary: Auction 66
    Advanced Wireless Services (AWS-1)[5]
テンプレート:脚注ヘルプ

関連項目 編集

bs:3G ca:3G cs:3G en:3G es:Telefonía móvil 3G et:3G fi:3G fr:3G id:3G it:3G (telefonia) ko:3세대 이동통신 ms:3G (Generasi Ketiga) nl:3G no:3G pl:Telefonia komórkowa trzeciej generacji pt:3G ro:3G ru:3G sk:3G sv:3G tr:3G vi:3G zh:3G

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