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緊急通報位置通知(きんきゅうつうほういちつうち)は、携帯電話から110番119番118番へ緊急通報された際に緊急通報受理機関に対して、発信された場所に関する情報を自動的に通知する機能のことである。


導入までの経緯編集

緊急通報の際には、通報者の現在地が重要な情報となるが、携帯電話の普及に伴い通報者が自分の現在地を知らない事例が年々多くなり、2004年の時点では警察への全通報954万件のうち、57%となる544万件が携帯電話からの通報となった。それに伴い警察官消防救急車が現場へ到着する時間が遅れるなどの弊害が発生してきた。それを解決するシステムとして、総務省が導入を推進し、緊急通報の際に発信者の位置を通知することが2007年4月より義務化されることとなった。

システム編集

緊急通報位置通知機能を備えた各キャリアの携帯電話ではGPSから得られた位置情報を、それ以外の携帯電話では基地局からの距離などを元にした位置情報を緊急通報受理機関に対して通知する。当然のことながら前者の方がより正確な位置情報を通知することが出来る。

運用開始編集

2007年4月から、警察は警視庁神奈川県警察愛知県警察大阪府警察奈良県警察が運用を始める。消防は大都市を中心に開始。海上保安庁は全国一斉に開始する。 なお、緊急通報の前に184(非通知設定)を付加すれば位置情報は通知されないシステム(例えば184110とダイヤルした場合は位置情報は通知されない)となっているが、受理機関が生命の危機が差し迫っている等の判断をした場合、強制的に位置情報を取得することが出来る。 また関係機関は、電波の受信状態によっては現在地と異なる位置が通知される可能性もあることから、従来通り口頭で住所や目的地を通報するよう呼びかけている。 各携帯電話会社では、2007年4月以降に発売する新機種については、GPSによる緊急通報位置通知を標準装備する方向で準備を進めている。

外部リンク 編集

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